2013年1月31日木曜日

これこそSONYスタイルのプロダクト「ODO」


前回の記事ではSONYの残念なプロダクトを記事にしましたが、基本的にSONYが好きなので、ちょっとSONYっぽいコンセプトのプロダクトを紹介します。プロジェクトネームは「ODO」。このプロジェクトは2006年に始まり「社会的責任を意識したモデルをソニーから発信することはできないだろうか?」という問題提起から生まれたそうです。ユニバーサルデザインの視点やエコロジーの視点の両方から試行錯誤されたODOは、手動発電(キネティックエンジン)を応用した、デザイン的にもスゴくセンスが良く、誰でも簡単に理解して使えるような仕様になっています。上の写真はデジタルビデオカメラ「Crank N' Capture」、デジタルスチルカメラ「Spin N' Snap」、フォト/ビデオビューワー「Push Power Play」、ステレオヘッドホン「Pull N' Play」、太陽電池「Juice Box」のラインナップになります。
また、ブロックを組み合わせたようなデザインを採用することで、子どもにも親しみやすい形になっていて、自分たちの手で動かすことで、子どもたちが環境問題や発電の仕組みを学び、創造性を高めることを狙っているそうです。発電部にはビビッドな色を用い、分かりやすさを意識したユニバーサルデザインです。材料にも気を配っていて、植物原料プラスチックや再生プラスチックを想定しており、環境にも十分配慮し、天然ゴム素材のバンドで組み立てる事により、ねじの使用を最低限に抑え、組み立て、解体共に非常に簡単になるそうです。この考え方やデザイン性等が良い方向に向かっていて、本来のSONYのあるべきスタイルだと思いました。発売が待ちどうしい製品のひとつです。

SONYのプロダクトはコチラから

0 件のコメント:

コメントを投稿